病院でわかること、整体でわかること

【このページの要約 】

・病院では、痛いところに異常があるかどうかを検査する。

 ・痛いところに異常がないのに痛いのは、他が原因している(内臓や自律神経の疲労など)。

 ・整体では、痛いところと原因となるところが、どのようにつながっているかを調べて整える。 

 


気になる症状があるとき。

まず病院を受診して、 いろいろな検査で異常がなければ一安心……ですが、その症状がいつまでもそのまま、解消されないでいることはありませんか?

「なぜだろう? もしかして体の歪みが原因かも」という思いも浮かんできたりします。

そうなのです。それが正しい場面は予想以上に多いのです。

「少し気にはなるけれど、命に関わるわけでもなさそうだから、ま、いいか……」とあきらめ、あるいは我慢なさっているあなた。

病院の診察や検査で、不調な部分に異常がないことが分かったら、次は、そこと他の部分とが、お互いにきちんとしたバランスを取り合っているかどうかを、ぜひチェックしてみてください。

それだけで長年のお悩みが解消される場面を、私は毎日のように見ているのです。

病院での検査で分かるのは腰や肩、首、耳、目、胃、肝臓その他、体の各部の組織や、器官そのものに異常があるかないかということ。

これを調べるのはもちろん大切で、異常がなければまずは安心です。

それに対して整体で調べるのは、異常のない部分同士が取り合っている「バランス」が正常かどうかなのです。

異常がないのに痛みなど不調がある部分には、痛みがなかった頃に比べて、かたちが微妙に変わっていたり、他の部分とのバランスの乱れが隠れています。

たとえば肩と各内臓は、下図のようにバランスを乱すことがあります。 

食べすぎや飲みすぎ、運動不足、睡眠不足などにより、気づかないうちに内臓には、徐々に疲労がたまります。

慢性疲労による内臓の凝りが、神経を伝わって肩を上げたり下げたりしてバランスを乱し、肩こりや肩痛他、肩の不調を引き起こします。

本格的な四十肩・五十肩に進むと、肩そのものにも整形外科の受診で異常が見つかるでしょう。

その手前では、肩そのものにはまだそれほど異常はなく、上図のように内臓の疲労が肩に現れている状態が多いのです。

同じように見える肩の不調でも、原因となる内臓は様々ですから、それを見極めて整えていかなければなりません。 

肩と内臓のバランスの乱れを見てみました。
(他の例はこちらをご覧下さい 〜快風身体均整院ブログ内ページ〜:耳と肝臓腰と内臓 1腰と内臓 2内臓と内臓 )

これらは「部分」を扱う病院の検査では判明しないため、「全体」を扱う整体的な視点が力を発揮します。

ぜひ、「医学的な診察・検査」の次に続けて「整体的なバランスのチェック・修正」を、心に留めておいてください。

それでは一口に「整体」といっても、それこそ星の数ほどある中で、いったいどれを選べばよいのでしょうか?

目安は、その痛みや不調と全身の歪みがどのようにつながっているのかを、きちんと納得のいくかたちで説明してくれるかどうかということです。

それができる整体のひとつが「身体均整法」なのです。

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