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2007年09月11日
傘の精
台風9号が去った池袋の朝、ジョギングで外に出ると、街中いたるところに、折れて骨だけになった傘。前夜、多くの方がずぶ濡れで、大変な目に遭ったのでしょう。
確か金八先生だったと思うのですが、教室の後ろにあった花瓶を誰かが不注意で割ったときに、「もう少し気をつけてあげれば、花瓶の寿命もまだ終わらずに済んだのにな。。」と先生が生徒に話していました。
物が壊れたときって、その物についていた精とか意識が抜け出ていくそうですが、‘壊れた’というのは、どの時点のことを指すのでしょう。
花瓶が割れた瞬間、もうそこには花瓶の精はいないのでしょうか。
割れた花瓶を、生徒の誰かが一生懸命接着剤で直して、また使えたとしたら。。そこにまた花瓶の精は戻ってきてくれるのでしょうか。
それとも、割れても誰かが直すことをあきらめない限り、花瓶の精はずっと、直してくれている人のそばにいるのかもしれません。
花瓶が、職人さんの手によって作られようとしていたときにも、それよりちょっと先に生まれた花瓶の精は、同じように職人さんの傍らで、自分の宿る花瓶ができあがるのを見守り、応援していたのかも。
思いついた、ちょっとしたアイデアをかたちにしていこうと、うんうんうなっているときにも、きっとアイデアの精は自分の近くにいて、いろんな方法で応援してくれているはずだと思うと、心強くなってきます。
台風に立ち向かってくれた傘たちの状況をみると、さすがに修理は難しそうでした。
こういうときには逆にぼくらが、傘の精たちのこれからを応援してあげる番ですねっ。
精たちみんな、お疲れ様でした。次のステップも、順調でありますように。
最終更新日 2007年09月11日 21時53分01秒 |