「内臓ウォーキング」について


内臓ウォーキングとは?

特別な歩き方ではありません。体のしくみに沿った、自然な歩き方です。

自然な歩き方が内臓の健康にとっていちばんよいのです。

自然な歩き方からはずれると、内臓の‘器(うつわ)’である体幹、そして手足が十分に働けません。

すると、以下のような流れで、内臓に負担をかけてしまいます。


1)「ハの字」と「への字」

みぞおち付近の肋骨のかたちを見ると「ハの字」を描いています。

ここが「への字」に見えてきたときには、内臓が疲労している可能性があります。

特にこのあたりには胃や肝臓が収まっていますので、消化器系の疲労を表しやすいです。

長年の猫背などにより「への字」を作ってしまい、内臓を外側から圧迫して疲労させている人がとても多いのです。

「ハの字」「への字」調整の具体例(2018年9月15日施術例ブログ)


2)逆Yの字

股関節の奥には、逆Yの字のようなかたちの太い動脈と静脈が重なり合っています。

この重なり合っている配置も影響し、股関節の動きが悪いと、全身の血流のよしあしに直結します。

血流が滞ると、その分、心臓にも負担がかかります。

私が施術で用いる身体均整法では、心臓疲労解消に股関節調整を用います。

正しい歩き方によって普段から股関節をスムーズに動かせるようにしておくことが、心臓疲労を防ぎます。

逆Yの字の具体例(2018年1月6日施術例ブログ)


3)こりライン

人にはそれぞれ無意識に体重をかけやすい足裏の点があります。

たとえば足裏にできる「マメ」。人差し指のつけ根、小指のつけ根 など、人によってできる場所に違いがあります。

立っているとき、歩いているときなどに、その人がいちばん体重をかけやすい点にできるのです。

その点で体を支え続けるうちに、点から登って、頭の先までを結ぶラインが凝ってきます。

その凝りのライン「こりライン」は、東洋医学でいうところの「経絡」ラインと重なります。

胃経ラインが凝ってしまったとします。すると胃だけではなく、足首、膝、腸、肝臓、目、女性であれば子宮や卵巣など、ライン上にある臓器や関節に不調が起こりやすいのです。

その人の立ち方、歩き方の長年のクセにより、こりラインは偏ります。

正しい歩き方によって、全部で12本あるラインにまんべんなく体重をかけられるようにすれば、こりラインを作らずに済みます。

こりラインを作らないようにすれば、関節も痛めず、また内臓も凝ることがなく、内臓疲労を防ぐことができるのです。

こりラインの具体例(2017年10月14日施術例ブログ)

こりラインの具体例2(2018年3月3日施術例ブログ)

 


1〜3)と例をあげました。これらを日常生活の中で整える歩き方が「内臓ウォーキング」です。

下記の拙著に、その方法をまとめました。

『体内疲労をとる5分間内臓ウォーキング 
脳から肝臓・胃腸・子宮まで若返る!』

(田川直樹著・さくら舎刊)

お客様から施術後によくいただくご質問、「次までに何かしておくといいこと、ありますか?」に、個別にお答えしているうちに、「多くの方に共通するアドバイスをまとめて、施術後に手渡しできる小冊子を作ろう」と思い立ちました。

その後、書きためた原稿から生まれた本です。

詳しくは発売当時のブログをご参照下さい。

『内臓ウォーキング』が生まれたきっかけ(2017年8月4日快風院ブログ)

 


2017年11月には夕刊フジ公式サイト『zakzak』さんに紹介していただきました。

とてもシンプルにわかりやすく内臓ウォーキングをまとめて下さっていますので、ご覧下さい。

体内疲労を根本治療する「内臓ウォーキング」/タスキ筋の連動を意識することが肝要

 


冒頭でもお話ししましたとおり、手を上げたまま歩くとか、後ろ向きに歩くなど、特別な歩き方ではありません。

人体のしくみに基づき、いちばん効率よく動ける歩き方です。

私はこの歩き方をはじめとした体の使い方を約10年(2018年現在)、東中野にある「体玄塾」というスポーツジムで、スポーツトレーナーである志水博彦先生から学びました。

志水先生の許可を得て、学んだ歩き方を内臓疲労解消視点からまとめた本が『体内疲労をとる5分間内臓ウォーキング』です。

スポーツやダンス、バレエ他を学んでいて伸び悩んでいる方、さらにパフォーマンスを向上させたい方はぜひ、体玄塾をお訪ね下さい。

 


※当ページのイラストや図は下記のサイトさんにお世話になりました。

経絡図譜のフリー素材集|鍼灸指圧自然堂

(c)フリーメディカルイラスト図鑑

※肋骨図はこちらのソフトです。

ビジブル・ボディ『ヒューマン・アナトミー・アトラス』



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